1923年9月の関東大震災から百年が経ちました。

　震災時、朝鮮人をはじめとして、近代国家の敵とみなされた人々、国家の規格に合わないとされた人々が数多く殺されました。そして、命が生産性で計られ、数量化され、使い捨てられる時代が延々と続き、いまや、先進国（かつての植民地帝国）の論理と都合で、衆人環視の中でも平然とジェノサイドが行なわれる無惨な世です。

　だからこそ、歌って語って躍って枠をはみ出して、芸能の根源的な力でこの百年の理不尽な死を悼み、新たな百年を開こうではないか！　そんな思いのもと、百年芸能祭は立ち上げられました。　

　これまでも、命への想いを共にする者たちが、それぞれの生きる場で、それぞれの形で、国境も越えて、50か所以上で、大小さまざまな芸能の場（＝祀りの場）を開いてきました。

　　　2024年9月、そうやってつながった芸能者たちが、百年大芸能祭に大結集します。

2024.09 いのちの祀り　その２

百年大芸能祭＜躍り＞編

「奉一切有為法躍供養也」

われら 今こそ 森羅万象すべての命に 躍り供養たてまつる！　　　　　

●11：00～「場」開き　　空気震わすチンドンと　息吹を吹き込むアイヌの歌で。

11:00　 鎮魂チンドン　  （百年ちんどん隊）

 百年バザール　(つるのはしマルシェ、青空ブックマーケット、パレスチナ支援コーナー)  開店

11:20　 はじまりのウコウク（輪唱）　  藤戸ひろ子＆ミナミナの会

※　写真をクリックすると、演者のプロフィールが表示されます。

●11：40～14：00　町を歌う、島を歌う、人を歌う、反骨を歌う、愛を叫ぶ

11:40      桟敷の詩人　　

12:20 　 宮城善光（ナーグシク ヨシミツ）　　

13:00 　 バラッドショット  　　

　　　　ちょいと、ひと躍り　　江州音頭　（デレレンズ）

　　　　グラウンドには、食べ物・飲み物をはじめとして、いろんなお店が出ていますよ。

　　　　　　　　　　　本屋さんも、パレスチナグッズコーナーも、キッズスペースも。

　　　　　　　　　　　　　詳しくは＜百年バザール＞のページへ！

●14:３0～15：50　　こんな世界は歌って踊ってこっぱみじんこだ！

14:30  百年DXバンド（アカリトバリ  ケセランぱさらん　渡部八太夫　横Ching　まつだくばく）

15:20   おどりねんぶつ／つくもがみ　（豊島由香、辻野恵子）

　　祀りの場のあちこち、ちょいと大道芸　（紙芝居、祭文語り、沖縄三線、身体パフォーマンスetc）

●16:30～     荒れ果てた道の真上に轍（わだち）はつづく　新しい百年をめざして

16:30   　七尾旅人

17:30   　おしまいのウポポ　　輪になって躍ろう！　　藤戸ひろ子＆ミナミナの会